生駒市の賃貸マンションでヘビの対策をした話
こんにちは!
大阪の天神橋筋六丁目で賃貸管理とビルメンテナンスを行っている株式会社トライアスです。
梅雨も明け、暑さで気が滅入ることもありますが、賃貸管理は年中なにか起きるもの。管理上でおきるトラブルやクレームの話です。
今回は、梅雨前に問い合わせがあったヘビ出現の対策をしてきました。
目次
ヘビはそもそもどういうところに発生しやすいのか
沖縄などに弊社の管理物件はないので、近畿の一般的な住宅街の話になりますが、「シマヘビ」や「アオダイショウ」などは用水路や川、池などが近くにあり、石垣があるような場所に出現することが多いと言われています。
餌となる生物を追いかけて草むら、住宅地に出現することもあるので、いきなり出会うと驚くことが多いです。
まぁ、予想外にヘビと出会って驚かない人の方がすくないとは思いますが・・・。
「シマヘビ」は小さいトカゲ類、ヘビの幼体、カエルなどを好むといわれています。
「アオダイショウ」は小さい時、カエルや、トカゲ類など爬虫類を主に食べ、成長するとネズミなどの小型哺乳類や鳥類のヒナや卵を好むようになるといわれています。
どちらにしても、基本的にヘビは人を避けるため、下手な刺激を与えなければヘビが逃げていきます。
害虫や悪い生物を食べてくれる存在でもあるので、殺そうとして下手に刺激しすぎないようにしましょう。
反撃にでてくることもあります(上で紹介した2例に毒はないですが、毒を持つヘビもいるため)
対策としてヘビ忌避剤を散布してきた話
今回も奈良の生駒市にあるこちらの築浅賃貸物件になります。弊社で1棟管理を受託しています。
植栽剪定をした様子は以前の記事をご覧ください。
こちらの物件で6月ごろにヘビの出現情報があり、原則、ネコなど野生生物の対応は賃貸管理の業務外なのですが、ご入居者に不安なまま過ごしていただきたくはないので対策をとることにしました。
こちらのマンションは前面に川があり、周囲に植栽もあるため、比較的ヘビの好む環境になっていると言えます。と書きつつ、ヘビの出現報告は1度だけですが。
あまりに発見頻度が多いとか、実害が出た場合は専門業者への委託を考えていますが、ひとまずは自分たちで最小限の対策をしてみることになりました。
赤ラインの部分に今回は散布をし、ヘビが近づきにくいようにしてみます。
こちらが今回使用したヘビ忌避剤です。
植物に直接散布はダメと書かれていたため、雑草を刈った土の部分や側溝などに散布しました。
個人的な感覚ですが、匂いは結構キツいと思いました。
もし家の玄関などに散布される場合は、匂いを気にして物を選ぶほうがよいかもしれません。
図面でいう右側の散布部分は、前回剪定をしたこちらになります。参考までに再度掲載。
春~秋がヘビの活発な時期であるため、これで落ち着いてくれれば良いなと思いつつ、様子を見ることになりました。
ヘビ対策の追記
2022年3月追記。
あれからヘビ発見報告ははひとまずなくなり、他の害獣(イタチなど)の出現があるときに合わせてヘビ忌避剤の追加散布などを行いました。
今のところはいい感じにヘビが来なくなっています。
まとめ
今回は少しイレギュラーなヘビの対応をご紹介しました。
都市部の物件管理ではあまり出ない話ではあります。
大手企業なら管理対応外の一言で終わってしまうこともありますが、
中小ならではのきめの細かい管理を表している事例の一つかもしれません。
基本的には当社も対応外なので、もちろん、ケースバイケースではありますが・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
- 普段は賃貸不動産の管理業務を主軸に、ビルメンテナンス業務の改善提案、電気代やガス代の見直し提案しています。
マイベストプロ大阪でも紹介いただいています
【保有資格】宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
2級FP技能士・基本情報処理技術者
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