事務所(オフィス)電力切替の削減事例(契約年数や解約違約金の話)

オフィス

 

こんにちは!

大阪市の天神橋筋六丁目で賃貸管理やビルメンテナンスを行っている株式会社トライアスです。

12月に入り、寒くなってきましたね。暖房を使うと電気代が多くなるため、新電力への切り替えメリットもより強く感じられる季節です。

今回の電力会社切り替えに関する小ネタは「契約年数の縛りと解約違約金」についてです。

新電力への切り替えにあたっての、唯一のデメリットといっても過言ではない話題です。

電気代切り替え商談では、きちんと違約金の契約内容を確認して進めることが大切です。

 

目次

新電力への切り替えは契約年数の縛りや解約違約金はあるの?

結論を先に申し上げますと、会社及び契約プランによってバラバラです。

大きくわけて3パターンです。

 

1:まったく契約年数縛りも解約違約金もなし

 

2:契約年数(1~3年程度)に縛りがあり、期間内解約は違約金が発生。1~3年経過後は違約金なし

 

3:契約年数(1~3年程度)に縛りがあり、期間内解約は違約金が発生。また契約解除月に解除する以外は、また解約違約金期間が発生する期間になる

 

ちなみに「トライアス電気」は低圧電力の場合は「1」のまったく縛りがないパターンで統一しております。

高圧電力の場合は「2」の1年以内に解約した場合だけ違約金が発生します。1年経過後はいつ解約となっても違約金なしとしています。

 

解約関係や違約金周りの説明を聞き流していると、いざというときにお得になっていた以上にお金を払うことになるかもしれません。新電力へのご契約を検討される方はよくご確認することをオススメいたします。

また、本題とはそれますが、契約切替にともなって、事務手数料が必要になる会社もあるようです。

当社は無料ですが、もし事務手数料が必要になる契約だった場合、年間の削減額が減っているのと同じことになるので、合わせてご注意くださいね。

 

切り替え事例のご紹介-事務所(オフィス) 低圧総合利用契約

今回は奈良県生駒市の事務所(オフィス)低圧系電力を新電力に切り替えした実例をご紹介いたします。

【物件概要など】

9階建てマンションの1階、マンション管理事務所兼オフィス用途。

10名程度が仕事できる事務スペースと、倉庫的な空間がつながっている事務所でした。

直接の電気のご契約だったため、マンション共用部は別で切り替えのご契約をいただきましたが、事務所の事例とずれるので後日にご紹介いたします。

 

【年間使用料】

低圧総合利用契約:年間で約154万円

※電気設備容量が大きく、営業時間の長い商店や飲食店などの電気のご使用量が多いお客さま向けのメニュー

広い事務所の使用で、看板の電気なども入っているため、高圧系に匹敵する使用量でした。

 

【実際の切り替えまでのスケジュール】

お見積り依頼:6月中旬

お見積提出とご説明、お申込み:6~7月

電力会社の切り替え手続き後、トライアス電気開始日:8月21日

初請求書送付:10月20日頃(8~9月分使用料の請求)

 

【トライアス電気での削減額】

年間 約390,000円の削減になりました。約25%の削減です。

高圧系と同じく、基本料金が高い低圧総合利用契約だったので、基本料金の方に大きな削減率を提案しご満足いただきました。

今回の小ネタと絡めますが、低圧系に属しているプランなので、トライアス電気だと契約年数の縛りも解約違約金もありません!

 

まとめ

今回の小ネタは「新電力切り替えで契約年数の縛りや解約違約金はあるの?」という話でした。

上にも書きましたが、提供している会社や契約プランによって様々なパターンがありますので、契約の際はご注意ください。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

中谷
中谷
普段は賃貸不動産の管理業務を主軸に、ビルメンテナンス業務の改善提案、電気代やガス代の見直し提案しています。
マイベストプロ大阪でも紹介いただいています
【保有資格】宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
2級FP技能士・基本情報処理技術者