物件の状況に応じた修繕や工事、設備導入などを検討しましょう

分譲マンションの一室の話なのか、一棟の話なのかでも抱えているお悩みや対策は異なります。
下記にいろいろな対策を載せています。参考にしていただき、不安があればぜひ当社にお問い合わせください。

大規模修繕工事

当社では、ビルやマンションの「大規模修繕工事」のご紹介を行っています。

直接当社がご契約するのではなく、当社が取引したことのある腕のいい会社とつないでいます。

「大規模修繕工事」とは、マンションの経年劣化などに合わせて実施する計画的な修繕工事の総称です。具体的には屋上防水工事、外壁の補修工事(タイルや吹き付け面)、鉄部の再塗装工事、給排水管の更正や更新(取替)工事等があります。

 

そもそもなぜ大規模修繕工事が必要なのでしょうか。
「汚れて見える建物の美観を取り戻すため」だけではありません。大きく分けて2つの理由があります。

1つめは建物の適正な維持管理をし、資産価値の保つためです
例えば、コンクリートのひび割れ(クラック)を補修しておかないと、そこから雨水が入って中の鉄筋が錆びたりして躯体が長持ちしなくなります。他にも、外壁を覆っている塗装が劣化してきたら、コンクリート内部の鉄筋が腐食して、本来の強度を保つことができず、躯体の傷みが早くなります。

2つめは設備などの更新をし、資産価値を向上させるためです。
資産価値の向上は売却価格や入居率、家賃の向上に繋がります
例えば、エントランス部分や玄関ドアなどを綺麗にすることで入居率の向上を促進したり、オートロックやカメラ付インターホンを新設してセキュリティ品質を向上させるなど、建物の資産価値を向上させるためにはいろいろな方法があります。共用部の電灯をLEDに替えて電気使用量を削減するような工事もあります。
近年では通販利用の頻度が増え、また日中は働きに出て留守になる家庭も多いため、宅配ロッカーなどの設置も需要が高まっています。

 

 

 

リフォーム・リノベーション工事

キッチンとキッチンパネルリフォーム「リフォーム」と「リノベーション」の違いをご存じでしょうか。多くの方が混同しやすい「リフォーム」と「リノベーション」の違いと役割についてご紹介します。

一般的に「リフォーム」とは老朽化した建物を新築の状態に戻すことです。マンションやアパートの場合には、退居後に、その入居者の住む前の状態に戻すことを指す場合が多く、原状回復とも言われています。
一方、「リノベーション」とは既存の建物に大規模な変更(工事)を行うことで、性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることを言います。

つまり、「リフォーム」がマイナスの状態からゼロの状態に戻すという意味合いに対して、「リノベーション」はプラスαで新たな機能や価値を向上させることを意味します。よりデザイン性の高い建具に改良したり、住環境を現代的なライフスタイルに合わせるため、間取りや内外装などを変更したりすることなどが含まれます。
例えば、3DKの部屋から一部仕切り壁をなくし、広々とした2LDKに改良することなどが「リノベーション」に該当します。

賃貸物件であれば、物件周辺の入居希望者の状況から求められている部屋タイプや設備を拾い上げ、人気のあるものに改良することも選択肢の一つです。安易に賃料を下げるのではなく、どうすれば入居者に好まれるのかを当社と一緒に考えてみませんか?

実例を見る

 

 

 

小規模な設備導入(防犯カメラの設置など)

防犯設備工事。監視カメラ大規模設備工事の欄で少しふれたので、こちらは小規模な設備について記載しています。例として防犯カメラの設置をあげています。

小さな改善の積み重ねでも、資産価値は維持・向上できます。近年増加傾向にあるマンション内への不審者の侵入を威嚇し、窃盗・空き巣などの犯罪を抑止する防犯カメラ設備はその一つです。

もちろん、有事の際には録画した映像によって事件解決へとつながることもありますし、女性や小さな子どもと暮らしている方にとって、防犯設備の有無は物件選択の決め手になることもあります。

また、住民のモラルの向上につながることもあります。カメラがあると人はきちんとした行動を心がけます。誰も見ていないからといって小さなポイ捨てをしてしまうなど、共用部での小さな問題を未然に防ぐ効果も期待できます。

ご興味のあるかたはぜひ一度お問い合わせください。マンションだけでなく、一戸建て、店舗、オフィスビル、駐車場などへの設置にも対応しております。